積読は悪くない。読む順番を決めない読書記録のつけ方
家の本棚の一段は、まるごと「まだ読んでいない本」で埋まっています。均一棚で気軽に買ってしまうので、読むより積むほうが早いのです。
以前は、この積読の山に罪悪感がありました。いまはあまり気にしていません。読む順番を決めず、記録だけはつけるようにしてから、積読との付き合い方が変わりました。
順番は決めない
積読を減らそうとすると、「買った順に読む」「一冊読み終わるまで次を買わない」といった決めごとを作りたくなります。私も試しましたが、どれも続きませんでした。読みたい気分ではない本を義務で読むのは、思った以上に苦痛です。
いまは、その日の気分でいちばん手に取りたい本を読みます。積読の山は、いわば自分専用の小さな本屋です。そう考えると、山が高いほど選ぶ楽しみが増えます。
記録はノート一冊、三行だけ
そのかわり、読み終えた本の記録はつけています。といっても、ノートに三行だけです。
読み終えた日と書名・著者
どこで手に入れたか(店の名前と値段)
いちばん印象に残った一文か場面
感想を長く書こうとすると、記録そのものが面倒になります。三行なら、読み終えた夜に五分で書けます。
二つ目の「どこで手に入れたか」は、古本好きならではかもしれません。見返すと、その日どの町を歩いていたかまで思い出せるのが楽しいのです。
途中でやめた本も記録する
読むのをやめた本も、記録に残します。書くのは「何ページまで読んだか」と「なぜやめたか」だけです。
見返してみると、やめた理由の多くは「いまの気分に合わなかった」でした。数年後に読み直して、すっかり夢中になった本もあります。積読も、途中でやめた本も、いつか読むときのために待っている本だと思えば、悪いものではありません。
今年のノートは、ちょうど半分まで埋まりました。年末に一年分を読み返すのが、いまから楽しみです。
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