週末だけの個人開発を続けるために決めた四つのルール
平日はエンジニアとして働き、週末に自分のための小さな Web アプリを作っています。家計簿や、読んだ本の記録、ゴミ出しの日を知らせる通知など、どれも自分しか使わないようなものです。
以前は、作りはじめては途中でやめるのを繰り返していました。ここ一年ほどは、どうにか続いています。そのために決めたルールを四つ紹介します。
一、日曜の夜は触らない
個人開発でいちばん怖いのは、月曜の仕事に疲れを持ち越すことです。日曜の夜まで画面に向かっていると、翌週の仕事が手につかなくなり、結局週末の開発もいやになってしまう。
なので、触るのは土曜の午前と日曜の午前だけと決めています。時間が限られているほうが、かえって集中できました。
二、終わるときに「次にやること」を一行書く
週末だけの開発だと、一週間あくので、前回どこまでやったかを忘れてしまいます。思い出すのに一時間かかることもありました。
いまは作業を終えるとき、リポジトリの README の一番上に、次にやることを一行だけ書きます。
## 次にやること
- 支出の一覧を月ごとに切り替えられるようにする(ボタンはできた。集計がまだ)これだけで、翌週は五分で作業に戻れるようになりました。
三、新しい技術は一つずつ
個人開発は、仕事では使えない技術を試すいい機会です。ただ、フレームワークもデータベースもデプロイ先も全部新しいものにすると、何がうまくいっていないのかがわからなくなります。
一つのアプリで試す新しい技術は一つまで、と決めています。残りは使い慣れたものにしておけば、少なくとも最後まで作り切れます。
四、人に見せる前提にしない
最初のころは、「せっかく作るなら公開して、たくさんの人に使ってもらいたい」と考えていました。すると、ログインの仕組みや、きれいな見た目や、利用規約まで必要になって、手が止まります。
いまは、まず自分が毎日使えるかどうかだけを考えています。自分で使い続けているうちに、人に見せたくなったら、そのときに整えればいいのです。
どのルールも、やる気を出すためではなく、やる気がない週でも続けられるようにするためのものです。今週末は、家計簿アプリのグラフを作る予定です。