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低山歩きにカメラを持っていくなら、荷物はこれだけでいい

小野寺 遥2分で読めます010

山を歩きはじめて四年、カメラを持っていくようになって三年になります。最初の一年は、とにかく荷物が多すぎました。交換レンズを二本、三脚、予備のバッテリーを三つ。標高 600 メートルほどの山で、ザックの重さに負けて写真どころではなくなったことが何度もあります。

いまは装備をかなり減らしました。日帰りの低山に限った話ですが、同じように「カメラは持っていきたいけれど、重いのはいやだ」と思っている人の参考になればうれしいです。

カメラは首から下げない

いちばん効いたのは、カメラを首から下げるのをやめたことです。歩いているあいだ胸の前で揺れるので、下りで足元が見えにくくなりますし、岩場で手をついたときにぶつけそうになります。

いまはザックのショルダーベルトにカメラを固定するクリップを付けています。片手で外せて、すぐ構えられる。撮る回数はむしろ増えました。歩くリズムを崩さずに、気になったところで止まれるからだと思います。

レンズは一本に決める

交換レンズを持っていくと、山頂で「どっちで撮ろう」と迷う時間が生まれます。その間に光は変わるし、同行者は先に行ってしまう。

私は 35mm 相当の単焦点一本にしました。広い景色は少し下がって撮り、足元の花は寄って撮る。自分の足で画角を変えるしかないので、そのぶん構図をよく考えるようになりました。ズームレンズを使っていたころより、写真が落ち着いて見えます。

雨と結露への備えは軽くていい

山の天気は変わりやすいので、雨対策は必要です。ただ、専用のレインカバーまでは要らないと感じています。

  • ジップ付きの保存袋(大)を二枚。カメラごと入れて、ザックの中へ

  • マイクロファイバーのクロスを一枚。レンズの水滴を拭く

  • 乾燥剤を一袋。下山後、車や電車の中でカメラと一緒に袋へ入れておく

冬は、暖かい建物に入る前にカメラを袋に入れて口を閉じておくと、結露をかなり防げます。これは山小屋の人に教わりました。

最終的な荷物

カメラまわりで持っていくのは、いまはこれだけです。

  1. カメラ本体(レンズは付けっぱなし)

  2. 予備のバッテリー一つ

  3. ショルダーベルト用のクリップ

  4. 保存袋二枚とクロス一枚

合わせても 700 グラムほど。水を一本多く持てる重さです。

荷物を減らしてからのほうが、山で過ごす時間そのものが楽しくなりました。写真は、楽しかった時間のついでに残るくらいがちょうどいいのかもしれません。

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